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今日もまたサッカーの話・・日本プロサッカー選手会のJFAへの要望を全面的に支持する

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日本プロサッカー選手会(JFPA)藤田俊哉会長は12月21日に弁護士立会いのもとで日本サッカー連盟(JFA)会長の小倉純ニ氏と会見し、次の要望(待遇改善の)を行った。       

① 代表戦(国際親善試合やアジアカップetc)の勝利給を現在の10万~20万円を欧州並みの100万円に増額する。(出場給Photo_2 はない。)             

② 代表選手への肖像権料の分配                                 

③ 代表戦での故障時の保障                                    

④ Jリーグでの年金制度の創設。                                  

これらの要求はすでに古くはフランスW杯の頃から選手の間で高まっており、10年以上もうやむやのままに放置されてきたものだ。                               

① 日本代表に選ばれる選手たちへの報酬は現在、日当が1日1万円。試合に勝てば1試合につき前述の10万~20万円の勝利金。JFAの年間予算は大体150億、欧米の他の国々の連盟予算と比べても決して少ないということはなく、むしろ平均以上ということだ。例えば日本よりカネの無い韓国でも代表試合の勝利金は平均30万円で日本より高い。       

南アの時、ベスト16の韓国の報奨金がひとり1200万、日本200万だったというから日本がよほど低いのがわかる。(FIFAから日本には1000万ドル(8.3億)配給されている。)この選手への分配は他国に比して余りにも低いのではないかというのも選手会の見解だ。     

② 肖像権料というのは代表選手としてのグッズ、ユニフォームなどに使われる写真代やTV放映金などで、これは全額JFAに入り、選手へは分与されないばかりか、今回その使用範囲が広げられたことにも不満が広がっていた。                           

③ 国際試合で怪我をした場合はその後の治療、補償などは一切所属クラブに丸投げされているのが現状であるばかりか、長期の怪我でリーグ戦に出られない場合、年俸の減につながるどころか治療費すら自前のことも多いのだ。(選手の年俸は基本は出場試合数によって決められている。)先の親善試合(対韓国)で骨折した駒野はその後3ケ月休場、少なくとも12試合は公式戦に出られなかったわけだ。                           

一方、イングランド代表のオーウェン選手が2006年代表戦で全治5ケ月の怪我を負いチームを離脱した際、イングランド・サッカー連盟はオーウェンの治療費、年間の給与保証(もし彼が全試合に出ていた際の給与を推定)を行っている。                             

12月22日の2回目の会合での小倉会長の回答はニベも無くこれらを拒否。(ただし、年金制度については前向きに取り組む。)藤田会長の『改善がなされなければ、場合によっては国際親善試合ボイコットもありうる。』との発言に対して                                 

『 ボイコットするならどうぞ・・・好きな人だけで試合をやればいいですよ。』と応じた。 このあまりの選手への心ない発言をした小倉会長は、もともとサッカーに関してはずぶの素人。協会内部の学閥主義で担ぎ上げられた人物といえなくもない。                            

サッカー選手は家族を抱え、絶えず怪我で選手生命を絶たれる恐怖と紙一重に頑張っているのだ。「代表に呼ばれる名誉以外に何が欲しいんだ」といわんばかりの会長の無知無理解にはあきれてモノもいえない。その癖JFAは口うるさく「世界基準のサッカー」を標榜しているのは、自分たちの名誉のためなのか?本気で世界基準を求めるならば選手の待遇も世界基準にするべきであろう。代表試合の勝利を求めるなら選手がモチベーションを高めるだけの手当てをし、怪我をしてもオーウェンの場合のような保証をするべきだ。                                                 

最後に12月18日、この件について中澤佑ニ戦手(横浜Fマリノス)がトークショーでつぎのよう にコメントした。「次世代のために絶対勝ちとらなければならないと思っています。・・この状態を、日本代表を目指す子どもや若者たちにそのまま引き継がせるわけにはいきません。・・日本協会が動かないようなら、僕ら選手ができる最後の手段はそれ(ボイコット)しかない。・・試合では何としても勝ちたいと必死で頑張ってきた。みんな人生をかけている。だから納得いかないこともあり、疑問を持つようになった。・・。」                     

来年の早い時期にサッカー選手会は正式に労働組合になるということだ。日本のサッカーを国際基準に進化させるために、一サッカーファンとして心から応援します。

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