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犬どころではない不幸の中で・・それでも助かってよかった海に漂っていた犬

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4月1日、一匹の犬が気仙沼の沖合い2キロの海上で助けられた。彼女は吹き寄せられた壊れた木材や壊れた家具などの山の屋根の上でおよそ3週間、大波を被ったり波の上下で傾く屋根とともに漂っていたのだ。見つけた海上保安庁特殊捜索隊のヘリコプターが屋根の至近距離まで近づき、捕らえようとするのだが木材から木材へと逃げ回ってどうにも捕まらない。いったん諦めた救索隊の人々はそれでも諦めきれず(恐らく)、日没の近づく午後5時過ぎに再チャレンジ、浮きボートを近づけ運良くそれに飛び乗った犬を救助することに成功した。そのようすを動画で見たのだが感動してしまった。犬の助かったことに、そして諦めずに助けようとした保安隊の人々の熱意に。(「海猿」というのかと思ったら「海猿」は潜水隊のほうをいうらしいですね。)・・                                            

そして昨夜のTVは全ての局がこのニュースを取り上げていた。この日、自衛隊、保安隊、米軍ヘリ合計1万人以上動員しての海上捜索で見つかった遺体120のみ。捜査の困難さを表わす数字である。捜査は4日以後は行われないという。                      
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数日前、ヘリで捜査している保安員が「今までの救助は困難でも大抵生きて助けることができてわれわれも皆もとても嬉しかった。ところが大震災の救助活動はそうではなく、見つかれば悲しく落ち込むばかりです。」というようなことを言っていたのを思い出す。たとえ犬であって「生きているいのち」を助けようとした保安員の人々の熱意がよくわかる。「たかが犬」と見捨てずに助けてくれた保安隊の人々に本当に「ありがとう」といいたい。巡視船に乗り移ってすぐ、差し出されたクラッカーやウィンナーをパクパク食べていた。「飼い主が名乗り出てこなければ、新しい飼い主を探します。毛並みも状態もよく元気です。」ということだが、すでに保安庁の職員が引き取りを名乗り出ているという。(飼い主もどこかで生きておられることを願わずにおれない。)

『ゴンが残った(4/2:毎日夕刊)』 ・・岩手県宮古市。大津波に呑み込まれて壊滅した田老地Photo_2 区で津波から4日後、飼い主の家のあたりをうろうろしている犬がいた。飼い主はコンビニを経営する山本さん一家、ゴンは家族の一員として可愛がられてきたという。一家全員が行方不明の中、ゴンは飼い主を探してどこからか戻ってきたのだ。連絡を受けた山本さんの妹さんが駆けつけ、ゴンを保護した。     

仙台市には何箇所かボランティアでペットを預かる場所が設けられているとのこと。地震で壊れたがれきの町をさまよっていた犬がようやく17日ぶりに避難所に暮らす飼い主に再会した。 「チョビ、チョビ」と呼ぶ飼い主に走りよって喜ぶチョビ。「あなたの名前はチョビだったのね。」というボランティアの女性。(それまでは彼を保護した町の名前で呼んでいたとか。)再会できたのはチョビがつけていた首輪に記されていた「狂犬病の予防注射の番号」が手がかりになったそうです。動物の話になるとつい美談になってしまいますが、同じ飼い主からすると決して美談ではないのです。いやでも応でも「家族の一員」なのですから。                  

避難所のペットたち Photo_5        Photo_6                                                                                                                    

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コメント

大変困難な状況の中でも誰にも頼らず生き抜く道を求め続けたというのは感動する。人はすぐに頼れるものを求めそれが求まらないと諦めてしまうことが多い。どんな時にも冷静で動じない動物は犬であれ猫であれ人はそれを友だちにしたいと思うのだ。

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