スポーツ

やはり見てしまったキリンチャレンジカップ・国際親善試合「日韓戦」・・於札幌ドーム

Photo_6
このところの猛暑に加えて松田の不幸などで鬱気味になり、今朝は4時半に目覚めたあと眠 Photo れず、案の定昼ごろから久しぶりに胸苦しさを感じるほどの不整脈が出始めた。なので今夜の日韓戦は観るの(もちろんTVで)きついなあと思いながらもスルーできる筈もなかったのである。                                                  

ザック・ジャパンは「お試し中」の3:4:3を今日は封印、プレーし慣れた4:2:3:1のシステム。ワントップ李、2列目中央はここが自分の定位置だという本田、左右に駒野、岡崎。そしてボランチは事実上このチームの屋台柱である長谷部と遠藤、フォーバックはセンターが吉田麻也と今野、サイドが内田、駒野、GK川島という布陣。                    

韓国はパク・チソンを欠くも(代表引退表明)、チャ・ドゥリ初め殆どが日本と同じくヨーロッパリーグで活躍しているベストメンバーである。パクチソンの不在はとても大きいが、日本だって「アジアの壁」中澤、トゥーリオが新世代と交代、サイドバックの長友が怪我で欠場ということなのでおあいこだ。               

無念の死を遂げた松田直樹選手への黙祷の後始まったゲームを観て驚いた。日本チームのサッカーの進化度に。ダイレクトパスによる素早い玉まわし、縦へ通すパスの威力、そしてパスの精度の高さ、あうんの呼吸でゲームを作る長谷部、遠藤に代表されるような選手相互の連携の良さ。(距離間の良さ)日本チームは試合開始直後の岡崎のシュートを皮切りに次々といい形で攻撃の形をつくりシュートに持ち込む。                                                     

Photo_2 そして先制ゴールは前半35分、イ・グノから奪ったボールを遠藤が中央に出すと(実はふたりはガンバのチームメイト(^^))李がヒールで香川に、香川は相手ディフェンダーのプレスを巧にかわし、潜り抜けてゴールを決めた。                              

さらに後半8分、駒野が左サイドから中央に切り込みシュート(去年の日韓戦で怪我をし3ケ月の空白を余儀なくされたことに対する執念が感じられた?)、これをGKがパンチングで弾いたこぼれ玉を清武が冷静に中央寄りにいた本田に送り、本田が押し込み2点目が決まる。そしてその3分後、本田からのパスを香川がいったん右に開いていた清武に預け、再び中央に走りこんでこれを受けてシュートで3点目。一方韓国もこれで下を向けるはずがなく、最後の十数分は強いフィジカルとプライドをかけてのパワープレーをしかけてきた。しかし日本も「無失点に押さえる」というプライドをかけての防衛が功を奏し、結局30数年ぶりの「3:0」という歴史的なスコアで日本が韓国を完封した。  

試合後の感想                                              

*スタメン中の6~7人が両国ともに海外でプレーする選手。アジアも変わったなあとつくづく感慨にふけったことだった。                                         

*アジアの強豪韓国の特徴「強いフィジカル、玉ぎわの強さ、メンタリティに支えられたカウンターサッカー」を日本が封じて「スピードのあるパスサッカー」を存分に見せた。3得点はいづれも流れからだった。日本の進化を実感した。ザッケローニのいう「システムは二の次でどんなシステムであろうと11人で守って11人で攻めるのが日本のサッカー」 ができた。             

Photo_3 *日本代表の層の厚さの象徴が岡崎の代わりに前半36分から入った清武(C大阪 21才)の活躍。ピッチを走り回り本田の2点目と香川の3点目をアシストした。U22を飛び越えて抜擢したザックの目は正しかった。(ザック曰く「J1,2の全試合をスタッフで手分けしてチェックしにいった」)岡崎の怪我というトラブルがチャンスになったわけだが今後も招集されることは確実だと思う。                    

*後半、遠藤に代わって家長(マジョルカ)が出場したがプレー時間も短かったからかもひとつTVでは目立たなかった。「ポスト遠藤」の候補者なのだろうか?               

*ワントップを張った李にぜひともゴールを上げてもらいたかった。後で見たTVニュースでは解説者が李の前での健闘を賞賛していたがゴールをPhoto_4最も 切望していたのは彼自身だっただろうから。

*試合後のインタビューは当然のことながら香川、本田がスター。しかし本田は持ち上げすぎ。(だと思った。勿論彼のボール奪取、キープ力やFKは外したが威力あるけども)    

*最後にパク・チソン不在の韓国チームは「気の抜けたビール」のよう。仕方ないけどつくづく寂しかった。                  

* 体調絶不調ながら、昨夜は結局6ch、10ch、4ch、8chの順で試合のニュースを観て寝たのだった。(~~)

Photo_8

松田直樹選手の回復を心から祈ります

昨夜、ネットのニュースで知り、就寝前のNHKニュースで信州大学付属病院医師たちの会見を見た。まさに晴天の霹靂、大きなショックを受けている。今朝起きたときも、事態の悪化が報道されていないかどうか懸念しながらネット・ニュースを開いた次第です。(写真下:松本山雅FC グランド)          

Photo_2
松田直樹といえば横浜Fマリノスの不動のディフェンダー、一時はキャプテンマークも巻き「生涯横浜」を標榜していた。しかし2010年に放出され(このときもショックを受けた)現在の松本山雅FCに移籍。私はとくに彼のファンではないのだが、この人は私のサッカーファン歴の思い出のページの何箇所かに印象強く残っている選手なのだ。トルシェ・ジャパンのフラットスリーの一角として活躍したこと。ディフェンダーとして恵まれた”が体”の大きさ、迫力、強気は時には”乱暴者、我まま”といわれ、トルシェとのトラブルなども知られたが、松田自身は「オレは本当は気弱な人間。ヨメさんや友だち(ヒデと同い年で仲がよかった)に支えられてようやくプレーしている。」といっていたことがあった。(同じトルシェ・ジャパンの戸田もラフプレーで冷や冷やさせられた)違反カード、一発退場の多さはおそらくワーストランキングの上位に入るだろう。しかしジーコ・ジャパンになってからは呼ばれることが次第に少なくなり(初めて呼ばれた合宿での反抗な態度がジーコに嫌われた?)代表選手として松田を見ることはなくなってしまった。             
Photo_3
怪我などの不運もあったとはいえ2010年横浜を解雇されたとき「え?何で?」と思った。横浜はその他山瀬なども放出、ファンでなくても反感をつのらせたものだ。いつもヘアバンドで髪を上げ、ドスの利いた顔つき、振る舞いはディフェンダーとしてまだまだJで活躍できるものと思っていた。(年齢は中澤より若い)松田が一刻も早く回復して、長野でサッカーを続けられることを念じるばかりである。Photo

まだまだドイツ大会優勝の余韻に浸りながらの日々

Photo 今年こそはきれいに咲いてほしいと、ダリアの苗を数本大切に育てている。(写真は去年の花々)故郷の実家の庭には夏になるとさまざまなダリアが、こどもの背丈を超えるほど大きくなり切っても切っても数えきれないほどの花を咲かせたものだった。Photo_2

ところで女子サッカー・ワールドカップ優勝の興奮がまだ覚めやらぬ日々。昨夜午後10時からNHKが「なでしこ 優勝へのみち」と題して1時間の特集番組を放送した。カリスマ・リーダーの澤をメインにおいて、アメリカ代表チームのキャプテン、ワンバック選手のインタビューも織り込みつつ番組が進んでいくという構成。内容の殆どがすでに”エピソード”としてメディアを通じて知らされていたものではあったが、あらためてワンバックの口からあの試合の局面居面でのアメリカチームの心境?を語られると、深く心を動かされたのだった。                                       

立ち上がりから跳ばして猛攻をしかけてきたのは、ここで勝敗を決めてしまおうという意図からだったこと。しかしどうしてもゴールが割れず、日本がその攻勢に耐えに耐えて0:0で折り返すことになったという「想定外」。                                    

後半、日本が次第にボールをつないでアメリカのゴールを脅かす動きを見せ始めた中で、交代で入った若きモーガンがロングフィードを受けるや俊足でゴール前に切り込み、待望の先制をしたとき、ワンバックは「これでアメリカが勝った」と確信したこと。               
Photo_3 しかしその十数分後(この写真上)、ゴール前に上げられたパスを丸山が飛び込んで決めようとして、クリアされた。しかしこのクリアボールを後方から50mを疾走してきていた宮間が、相手DFの間をすり抜けて、冷静に(GKソロのプレーを熟知していた)押し込んで同点に持ち込んだ。このあたりからアメリカ選手の「想定外」の心境は次第に膨らんでいったのではないだろうか。確信を打ち破られたときの動揺ほど大きなものはない。 

そしてアメリカにとっては思いもかけない延長戦に入り、延長後半、あと5分で試合終了という時にCKからワンバックが巧妙に日本のディフェンスをかわしてヘッドでゴールを決めたとき、ワンバックは「あと5分でアメリカは世界一になる」と再度確信したという。            

ところが後半12分頃、何かソロが傷んで試合が止まる時間帯があった。この時「澤とキッカーの宮間が何か話してますね。」と解説者がいっていた。このとき宮間は「空中戦にすると負けるから低いニアを蹴るからね。」と澤にいったのだった。そして見事にこのキックに合わせてシュートを決めた澤。2:2で試合は終了した。Sawa                          
「振りきっても振り切っても、チーム一丸となって一層闘争心を持ってかかって来られた。」と嘆息(称賛?)するワンバック。アメリカ選手たちは恐らくこの大きな「想定外。誤算」にだれもが動転し、正常心を失っていたのではないだろうか。「PK戦は試合ではない。くじ引きと同じもの」とよく言われるが、あのPK戦のアメリカの敗北は自滅としかいいようのないものだったように思う。勿論、だからといってGK海堀のスーパーセーブ、日本キッカーたちの「世界のソロ」を相手にした健闘ぶりは称賛に値するが・・。                         

弱者が強者に勝つには「意表をついて慌てさせること」とオシム氏も杉山茂樹氏も書いている。強者の意表をつく、そして慌てさせるなどということは「言うはやすし」だが、とんでもなく大変なこと。しかしそれを成し遂げたのはアメリカというライオンに振りきられても振りきられても食いついていったハチの群れ(日本)だった。さらに「泣きたいほど悔しかった」キャプテン・ワンバックの試合後のあの爽やかな振る舞いもまた、なかなかできることではないのである。(写真下:宮間あや選手。ガンバの遠藤を女性にしたかのようなサッカー勘の鋭いMF、そして冷静で素晴らしいキッカーです。)Photo_4 暑さにめげず、鮮やかな花を咲かせている我が家の花々。(写真下)Photo_5  Photo_7

「ちっちゃな娘たちが粘り強くやってくれました」(佐々木監督)・・・ついに頂上を極めた日本代表:ワールドカップ女子2011・ドイツ大会

Photo 未明の午前3時30分キックオフ。目覚まし時計を合わせていたので(いつもは使わないのだが)きっちり間に合った。アメリカは立ち上がりから積極的な攻勢を仕掛けてくる。コンパクトな陣形を保ちながら日本のエリアに押し込んでくると、クロスボール、ロングボールからの素早いシュートの雨あられを降らせてくる。日本は耐えに耐えてこれをしのぎ、前半は0:0でようやく折り返した。                                           

しかし後半24分、ラピノからのボールをモーガンが熊谷をかわして左足でゴール右側にシュートを決めて先制した。                                        
「あ、これでもう終わったのかな」と見ているほうがついつい弱気に・・しかしこれを吹き飛ばすかのようにその12分後、永里のセンタリングを中央で丸山が受けて潰されクリアされると、そのクリアボールを詰めていた宮間が押し込んで同点に追いついた。 
ここで試合は1:1のまま延長戦に入り、この頃から防戦一方だった日本も次第に本来のパス回しができるようになるが、何せアメリカの白い強く高いカベに跳ね返されるばかり。そのうち延長戦前半14分に左サイドからのモーガンのクロスをゴール前にほぼフリーで陣取っていたワンバックが受け、ズドンとゴール。再びアメリカに突き放されてしまう。            

しかし、あくまで冷静に機をうかがっていたわが代表は延長戦後半12分、宮間のクロスにニアに跳びこんだ澤が右足アウトサイドでゴールに蹴りこみ2:2とする。
そしてとうとう来るところまで来たPK戦。直前の監督を含む日本陣営の笑顔笑顔に対してアメリカ・イレブンはいづれも厳しい表情。何かこれからはじまるPK戦の結果を見るような気がした。(期待も含めて)そして運命のPK戦はアメリカの1番目を海堀が右足で止め、2番目のロイドは自ら外し、3番目のヒースは再び海堀に止められ、結局3:1で日本が優勝した。  

表彰式では得点王が澤(5得点)、MVP1位・澤(2位・ワンバック、3位・ホープ・ソロ)、大会フェアプレー賞・日本ということにだった。いやいや、未明に起きてLIVEで見る値打ちはあった。澤、宮間をはじめとする日本の全選手の健闘を称えたい。とりわけこの試合のMVPはGK海堀でも良かったのではないかと思われる活躍ぶりだった。解説の小島氏も私と同意見だった!                                                             
アメリカの選手の中には泣いたりむくれ顔をする選手もいたが(当然だとは思うが)、ワンバックの態度のすがすがしいことといったら「さすがにプロ」と思わせる魅力満々のハンサム・ウーマンである。(写真下:澤とワンバック。ふたりはアメリカでチームメートだった時期もある。)  Photo_9

澤のハットトリックで決勝トーナメント進出を決めた・・・FIFA女子ワールドカップ2011ドイツ大会・グループリーグ 対メキシコ戦

Photo_6 
今日のメディアは澤穂希(ほまれ)のハットトリックの快挙のニュースで持ちきりだ。レーバークーゼンで行われたグループB組第2戦目、対メキシコ戦は日本が4:0でメキシコを完封した。日本は立ち上がりから持ち味のパスサッカーでメキシコ陣内でプレーを展開、いい流れの中で前半13分、左サイドで得たFKを宮間が蹴り、これを澤がヘッドで合わせて先制ゴールを上げる。                                    
続く15分にはCB岩清水のフィードボールをうけたFW永里がDF3人を引きつけて、大野に横パスをすると大野もDF2人をかわしてシュートを放ち2点目を上げる。。(この素晴らしい流れからのゴールはこの日の「FIFA (The Best) Goal of The Day」に選ばれた。            さらに前半終了も間近の39分、宮間のCKを澤が頭で合わせて追加点3点目。勝敗はすでに決まったかに思われたが、後半メキシコは日本の疲労をついて俄然攻撃に出始めた。日本のポゼッションが落ち、良くない流れに変わりつつあった後半35分、そんなイヤな風を吹き飛ばすかのように、岩渕から右サイド近賀に渡ったボールを彼女が強引に前に持ち込んでセンターに上げると、ゴール前に走りこんできた澤が走りながらゴールに流し込んだ。澤32才、大ベテランのハットトリック達成の快挙だった。                                
監督が「僕がなにか言うより澤の言葉のほうが重みがある。」というように彼女は日本の女子サッカーを長年にわたり支えてきた大黒柱、「澤さんが頑張っていたから私も続けられた。」(大野)というほどチームの精神的支柱、チームメイトからの絶大な信頼を集めている。「この大会を国際大会の最後にする」とのこと、寂しい限りである。

それからディフェンス陣の中心として完璧に守備を固めた岩清水。守るだけでなくFW永里へのロングフィードが大野の2点目の起点となった。「永里がはっきり確認できていた。」とのことだった。

(優勝候補ドイツに勝った女子サッカー日本代表!

Photo いよいよ女子ワールドカップ・ドイツ大会のトーナメント第1戦が今朝の未明に行われた。対戦相手は、今大会の開催国でしかも3連覇を狙う最強のドイツ。キックオフが日本時間の7/10未明(午前3時半)ということで少し迷ったのだが、このところの体調不良と気力減退のため寝ることにした。それに私のようなシロウト・ファンは1にも2にも勝敗にこだわり、せっかく頑張って起きたのに敗戦した後の眠るための「気持ちの安定」がなくなるので。       

就寝前にスポーツニュースを見ていたら解説者の宮沢ミシェル氏が「おそらくドイツは強いフィジカルと高さを使って、前線(これもポストが高い)に直接ロングボールを放り込んでくるだろうからこれを最後までどう食い止め、、またはロングボールを打たせないようにしてどこまで、自分たちのサッカーができるか、リズムが作れるかということですね。」とこれまた誰でも考える(絶望的)予測をしていた。                                                                         

ところが今朝6時半ころ目覚めて、ノートブックが近くになかったので暗い中でテレビをつけて「天気予報」などを見ながら「こりゃ、のんびりニュース報道しているところを見ると完敗したのかも」と思っていたら、場面はいきなり丸山のゴールシーンを映し出したのだ。まだ試合の全貌はわからないがともかく日本が耐えて粘って延長戦に持ち込み、延長後半の最初に、澤から出たパスを右で受けた丸山(途中出場)が相手DFと競り合い、角度のないところから思い切って蹴りこんだゴールだった。この快挙にいっぺんに目が覚めてしまって、今、日記代わりにこれを書いているところだ。プレスの写真提供も未だなし、どこかの新聞社のサイトからお借りしたゴールシーンを貼り付けました。これで日本は史上初の4強入り、次戦はオーストラリア対スウェーデンの勝者と当たることになった。予断は許さないが何か頂上が見えてきたような気もする。                                              

最後にドイツには失礼かもしれないが、日本選手に贈りたい言葉。「サッカーは勇気のある者が勝つ。勇気はおカネでは買えない。」(オシム)

今大会(女子サッカーW杯2011)最高の試合だと思われたアメリカvsブラジル戦

Photo_7 試合結果はすでにTVスポーツニュースのハイライトでチェック済み、ゴールシーンはyoutubeなどで確認していたので試合の再放送全部を見たわけではなかったのだが、家族が見ていたのをちょいちょい横から見ているうちに後半延長戦あたりから目が離せなくなった。

この試合、内容的にも(質の高さ)両チームの「やる気」の凄さ、面白さからいって今大会最高といえる。(あと3試合残してはいるが)FIFAランキング1位のアメリカはグループリーグでスウェーデンに番狂わせの敗北を喫し、2位で決勝トーナメントに進出し、1位通過のブラジル(FIFA2位)と対戦ということになった。                              

試合前半、アメリカがブラジルのオウンゴールで先制。しかし後半、”ブラジルの星” マルタに対するファウルを取られ1発レッドで退場者を出したアメリカは、以後10人での戦いを余儀なくされ、さらにPKを取られて同点にされてしまう。延長戦、絶妙のループシュートで先に2点目をとったのはブラジルのスター、マルタ。                                                           

しかし10人になったアメリカは開き直ったかのように焦らずマイペースのサッカーにはすがすがしささえ感じられる一方、逆にブラジルは汚い時間稼ぎなどもあり(痛んで担架で運び出されたのにピッチから出た途端スタスタ歩き出すなど)、むしろ気分的には弱気になっているように思われた。そして延長戦ロスタイムの122分、アメリカのFWアビー・ワンバックの素晴らしいヘディングによる同点ゴールは完全にブラジル・ディフェンス陣から制空権をもぎとったものだった。                 

55分を10人で戦い、このゴールを叩き込んだアメリカの強さに改めて脱帽した。そして運命のPK戦はやはり押せ押せムードのアメリカの勝ち。GKソロの活躍も圧巻だった。それにしてもサッカー選手に所謂”ハンサム・ウーマン”(容貌というよりはバリバリ実力があってイケてるカッコいい女性)の何と多いことか。改めて実感した。アメリカの代表監督ピア・スントハーゲ、試合中はスーツ姿で指揮されていますが何とも素敵な女性です。
そしてこの試合でMVPを得たアメリカのGK ホープ・ソロ、今やアメリカのみならず世界女子サッカー界のスターである。かのハリウッドの伝説的美女エヴァ・ガードナーにどこか面差しが似ているような気がする。(写真下:ホープ・ソロ、試合中も) この試合のMVPは彼女に与えられました。(^^)                                           
最後にブラジルの、というより世界女子サッカー界のトップ選手であるマルタ・ヴィエラ・デ・シルヴィア。数え切れないほどの受賞をし、FIFA100(男女合わせて、最も優秀な選手100人)に選ばれた経験もあります。Photo_10                                     

さて明朝未明、いよいよ日本vsスウェーデンの準決勝戦、どうなることやらドキドキです。(多分LIVEは見ませんが)

日本いよいよ決勝進出!・・・vsスウェーデン戦

Photo キックオフが7月14日未明(午前3時50分)ということで、心臓の電気系統の悪い私(オシムさんと同じ(^^))はLIVE観戦を諦めて昨夜12時に就寝し、パチリと目覚めたのが午前6時前。(目覚まし時計は心臓に良くないので使わない。)急いでTVをつけるとちょうど後半20分頃で、すでにスコアは3:1と日本の勝ち試合になっている。                  

見るところスウェーデンは日本のパスサッカーに振り回されてすっかり疲れてしまっているようで重い体をのろのろと動かしている。2点差を背負っているだけでもモチベーションはかなり下がっていると見えた。そして日本が落ち着いてパスを回しているうちに何事もなく試合は終了した。                                                

試合後のハイライトを見ると、前半10分にスウェーデンが縦に切り込んで先制ゴールをあげ、あわやこのままあちらのペースで試合がすすむのかと思いきや、19分に今大会で初めて先発起用された川澄が同点ゴールを上げる。 

1:1で後半に入り、澤のヘディングで逆点、さらに64分に再び川澄が見事なミドルシュートを打ち込んで3点目を上げた。                                      
試合の詳細は今後の再放送を楽しみに見るとして、今回もディフェンス陣の堅守が勝利の大きな要因だったようだ。後ろを安心してこそFWはゴールを決められる。左SBで健闘した鮫島がインタビューされていた。(彼女はどの試合もオシム流にいうと”汗をかき水を運ぶ”仕事を懸命にこなしていた。                                                                                        

スウェーデンはグループリーグでアメリカを2:1でを破り1位で進出、身長差が日本より平均7センチも高いということでとても警戒されていたのだが、結果的には日本との実力差を見せつけることになったようだ。                                                     

ところで決勝戦の対戦相手はフランスを3:1で破ったアメリカ(FIFA1位)。大会直前の親善試合(遠征)はいずれも2:0の日本の2連敗。あの高くて強いハンサムウーマンたちを如何にして日本の速くてテクの高いパスサッカーが攻略するのか。勝敗は二の次、楽しみなことである。Photo_7

つれづれなるままに・・・「サッカー・ACL セレッソ大阪vs山東魯能」を観る

Photo 
テレビを見るといってもサッカー中継、ニュース、興味のある報道特集くらいで、韓流ドラマはDVDを借りて来てまで観るのに日本のドラマは全く見ない。夜、決まった時間に見るのがめんどくさいからというのもある。(DVDなら昼過ぎの空いた時間に見られるのとまとめて見られる)従って日本人の流行りの俳優の名前は5つもあげられないのに韓国の俳優なら10人くらい即座にあげられる。典型的な「韓流大好きオバタリアン」になってしまった。         

プロ野球も殆ど見ない。ゲームが長時間かかりすぎるのと、なぜか「日本的根性主義、暴力Photo_2 主義」みたいな匂いを時折り感じて敬遠してしまう。楽天の星野監督みたいな熱血、負けてドアを蹴り上げるようなタイプは最も苦手なのだ。勿論、サッカーだって、時には取っ組み合いの喧嘩になりかけたり、レフリーに抗議しすぎて(恫喝まがいの?)「監督退場処分」を受けたりもないことはないが、選手と同じユニフォームを着ずにスーツ姿の監督のほうがクールで紳士っぽくていい。(ジャージーの人もいるが)アメリカ文化圏だけの野球と違って、世界何十億というサポーターを持つサッカーの方が、いい意味でのグローバリズムを持っているのではないだろうか。(写真右:紳士中の紳士、アーセナルのヴェンゲル監督 )                                             





さてJリーグが再開されベガルタ仙台の躍進などが話題になっているが、今日のブログのテーマは「ACLチャンピオンズリーグ・グループリーグ最終戦」。(いわばチーム・ワールドカップ・アジア予選版) これで東アジアのベスト8が決まる。BS朝日がようやく放送したのがG組2位を争うセレッソ大阪vs山東魯能(中国)戦。各組2位までがトーナメントに勝ちあがれるため、両者「背水の陣」の1戦となった。とはいえセレッソは引き分け以上で勝ちあがれるという有利な状況もあってアウェーでは2:0で敗戦したとはいうものの、中国リーグのチャンピオン山東魯能に対して落ち着いてゲームに入った。                                                  

山東の選手はC大阪の選手に比べて平均4.5cm身長が高いということで白いユニフォームがとりわけ彼らのフィジカルの優位さを見せているようだったが、スピードのあるパスサッカーを特ち味とするセレッソのボールキープが上回り、何度もゴール前に攻め込むもフィニッシュの精度の低さからなかなかゴールが割れず見ている者もストレスがたまる。前半39分にようやくピンパオンのゴールで先制。                            

対する山東魯能はなぜか攻撃の形も決まらず、モタモタすることが多く??という感じで前半終了した。後半、ますます雨脚の強くなった長居スタジアム、両者の攻防はいっそう激しくなるだろう、山東のパワープレーなどもすごいかも、と大いに期待した?のだが、なぜか元気がなく単調なカウンターでの攻撃に終始、しかもフィニッシュの技術も低い。その間セレッソは中盤でのパスミス多発しながらもピンパオン→小松→清武と胸のすくようなシュートを決めた後、最後までスピードの落ちなかった乾が続いてゴール、さらに後半30分を過ぎて倉田秋がダメ押しのシュートを決めて終わってみれば4:0の圧勝という結果になった。(写真最上:喜ぶ乾と清武、写真下はダメ押しシュートを決める倉田) セレッソ史上初のACL出場である。     

惜しむらくは、次第に焦りはじめた山東にラフプレーが頻発、相手と接触すると必ず「肘つき、押し、足掛け、蹴り」などの「カンフーサッカー」が横行。あれほど国際的にひんしゅくを買い、中国サッカー連盟も「カンフーサッカーという汚名の返上」を標榜しているにも関わらず、である。(イェローカード6枚、レッド1枚) これには中国のメディアも厳しく山東のラフプレーを批判していたとのことだった。                                    

ところでこの日行われたもうひとつの試合:ガンバ大阪vs天津泰達戦は就寝間際にスポーツ ニュースでハイライトのみ見たのだが(万博スタジアム)、遠藤の見事なフリーキックで先制、後半ロスタイムに宇佐美がPKを決めて2:0で勝利した。(その結果、ガンバ1位抜け、天津2位抜けが決まった。)このPKは相手ディフェンスを振り切ってゴール前に駆け上がった平井を、飛び出してきた天津のGKがタックルで転倒させ(転倒させるのが目的のはっきりしたファウル)の危険プレーということで一発退場になったことから生まれたものだった。このPK,なぜ平井が蹴らずに宇佐美が蹴るの? PKもらった平井が蹴るのが当然でしょ、と少し納得がいかないキッカーだった。(写真下:万博スタジアム、雨の中の勝利)Photo_2                            

結局、決勝トーナメントに勝ち上がった東アジア8強(日本4、韓国3、中国1)の第1戦は何とC大阪(G組2位)vsG大阪(E組1位)という大阪ダービーになってしまった。(泣)  でもどちらが勝ってもいいからエキサイティングないいゲームをして欲しいものである。                  

付記:① セレッソ・キャプテンの茂庭、山東に煽られて思わず応酬しイエロー2枚目。(従って次試合には出られない)FC東京時代はジーコジャパンの代表選手にも選ばれたベテランなのにこの軽率。まったくウンザリしてしまう。                  

魅惑的な花が開いたかのような安藤美姫の華麗な演技、そして真央とヨナ・・2011:フィギュア世界選手権

 
文句なしに素晴らしい金メダルの演技だった。SPでの薄いピンクのコスチュームに包まれて踊った優雅でやさしいプレー、フリーのパワフルでありながら大人の女性の成熟を漂わせたほぼ完璧な演技は、堂々1位を得るに何の異議もないものだったと思う。私(ブログ主)個人的には今まで安藤は好みの選手ではなかった。個性的過ぎるエキゾチックな容貌に合わすためかどぎついまでのメイクに金銀や赤のコスチュームでの「カルメン」「シヘラザード」「サムソンとデリラ」などは、反って彼女の小柄で華奢(悪く言えば貧相)な身体が負けてしまうような印象を与えることが多かった。                                    
Photo_5
前々回のトリノ・オリンピック前後の不調(好調な中野友加里をさしおいて何故選ばれたの?と思ったこともある)、年ごとの好不調の差の大きさ、いざというときにベストが出せないメンタル面の弱さ、怪我など彼女につきまとう不運?に私自身の安藤への期待度は低かったのだ。それが・・23才にして大人の女性の成熟を身に着けた彼女の、以前とはひと皮むけたような技術的にも豊かな表現力も兼ね備えた魅力に溢れるスケーターとして2度目の世界選手権に帰ってきたっことは心からからうれしい驚きだ。エキジビションの「レクイエム」などは現在の彼女の最高の演技だと思った。(勿論、今季の彼女は4大陸大会、グランプリシリーズなどフリーは全てトップという好成績を勝ち取ってきたのではあるが。)             

そして、浅田真央とキム・ヨナという因縁の「クラシコ」。浅田は昨年の世界選手権でヨナを抜いて金メダルを獲得したとはいうものの、その後「現在の国際フィギュア連盟の判定基準」に不利な自身のそれまでのジャンプを基本から修正するべく、一からの立て直しに取り組む1年を過ごしてきた。おそらく彼女の最大の武器(三回転アクセル・・現在では彼女しか出来ない)を3回跳んでも、ヨナに20点の差をつけられて銀メダルに甘んじたバンクーバー・オリンピックが、一大決心の契機になったのではないだろうか。(私自身はそんなに差はないように思ったが・・。たしかにむつかしく暗い曲「鐘」に対してヨナのボンドガールはわかりやすく誰もに親しみがあり彼女の持ち味を存分に出していたとは思う。)      

現在、未だ基本の修正中である真央は半ば心の病気でもあるかのように異常なまでにやせ 細った身体と精気のない表情で現われた。(大震災のショックで1週間練習を休んだとか)しかし(以前の真央と比べるべくもないとは言え)、さすがに真央独特の品位にあふれたエレガントな演技は失われておらず、薄紫のコスチュームに包まれて踊ったFPの「愛の夢(リスト)」は見る者の心を捉えて離さず、今後の復調を暗示しているかに思われた。 Photo_7        

ヨナはオリンピックで史上最高点をたたき出した後「目的を達成してしまったのになぜ復帰しなければならないのかずっと悩んできた」というとおり、一度は引退の噂も流れたが、結局1年間公の舞台から完全に姿を消し、新コーチのもとで練習を積み「ジゼル」(SP)、「アリランをメインとする民族音楽」(FP)でプレイするもやはり公式大会の空白からくる?ミスを連発し、それでも銀メダルを得た。新コーチのもとでの新しいプログラム「ジゼル」・・このバレエ曲の古典はなぜかヨナには違和感があり、「アリラン」にこめられた”恨(ハン)を表現するには彼女はまだまだ若く、現代っ子過ぎるように思えたのは私だけだろうか。   Photo_8          

真央とヨナ、ふたりの「10年に一度出るかでないか」という逸材が同時期に出てきたことの不運。(ふたりとも1990/9月生まれ)  「どうしてあのひと(真央)が私と同じ年に生まれたのだろうか。」「真央がミスするのを祈ったことが何度かある」といいながらも「真央ちゃんがいたから、私はここまで来れた」という矛盾。(真央はひとこともこういうことは言わないがもしかして似たような心境だったかも)そして彼らを煽り立てたマスコミ。加えて長年の日韓関係の不幸が騒ぎをより大きくした。                                     

2009年の「練習の妨害騒ぎ」などがその典型だ。表彰台で見せた涙をヨナは「ここまで来れ た道筋の辛さや苦労のあれこれを思い出したから。」とフジTVのインタビューで述べていた。バンクーバーで自己最高をマークした後、目標を失った彼女が新コーチのもとで密かに練習をつみ「一発賭け」に打って出ざるをえなかった(引退が許されず)のは国際フィギュア連盟(ISU)が韓国の唯一のスターを失いたくなかったからか(韓国という有力なスポンサーを失うことになる?)、はたまた今や世界を制するサムスン、ヒュンダイがヨナのスポンサーとして引退を許さなかったのかわからないが、ブログ主としてはヨナにはこれからも観客を魅了する演技を見せ続けてほしいと願っている。

付記:2009年の「練習妨害事件」とは試合前の5分間練習のときに「いつも日本人選手(真央のこと)にぶつかられて邪魔される」なるヨナの発言に韓国サポーターが激昂し韓国フィギュア連盟が日本側に抗議。日本連盟は真央から事情を聞く一方(真央は当然否定)、多くの選手が「短い時間に6人の選手が滑るのだから接触は日常茶飯のこと。」と証言。結局は韓国SBSの誤報道であったとして決着したできごと。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ